とにかく臭いらしい里山の宝。~発酵ぶくぶく編~

とにかく臭いらしい里山の宝。~発酵ぶくぶく編~

column 05

門脇 恵

December 23, 2016

こんにちは!さが暮らし3年目、さがのご飯が美味しすぎて体重が右肩上がりの門脇です!
さて、前回は柿渋を作るため青い渋柿を甕(かめ)に仕込んだのですが、今回は甕をかき混ぜながら渋柿が発酵していく様子をお届けしたいと思います!

前回仕込んだ青柿がどうなっているかというと、、、。

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4日目の青柿。ぶくぶくと泡がでます

4日経ったところでだいぶ発酵しつつあります。かき回すと、、、ぶくぶく泡が出てきます。少しツンとする匂いがしてきたもののまだ甘味のあるさっぱりした匂い。

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甕(かめ)をかき混ぜる姿が魔法使いのよう!

さらに、5日経つと、、、

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臭い!!これ以上の言葉がないくらい

臭う!!とてつもなく臭います!! 例えるなら熟して落ちて踏まれまくった銀杏の実の凝縮した臭いです!!
臭い!!
そんな臭さに耐えつつ今度はこのぶくぶく発酵した渋柿をコンテナで濾し、ざるで濾し、さらしで濾します。

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貴重な柿渋を1滴残らず絞り出す

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さらしで作ったお手製の絞り道具が大活躍!

一滴も余すことなく絞るためにあらん限りの力でぎゅ~~~~~~~~~っと絞る。

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人生の中でこんなに全力で何かを絞ることがあるなんて・・・(笑)

息の止まるくらい絞り出す。絞り出した渋柿の汁は乳濁色でなんだか美味しそうな色。ごくごく飲めそうだけれど、残念ながらとてつもなく臭い。とっても単純な作業なのですが、臭さのせいでちょっとしたことでも可笑しくなって笑い転げてしまうような不思議で楽しい雰囲気の中作業を進めます。

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乳白色が美しい仕込みたての「柿渋」

これからこの柿渋を3年寝かすと「柿渋」の出来上がりです!出来上がった頃にはもっと臭うのかと思うとびっくりしてしまいますが、これも貴重な里山の宝です。里山の恵みと先人たちの知恵と技術の詰まった柿渋を使える日が待ち遠しい!でも、今はとりあえず臭いので早くお風呂に入りたいと思います。

 

DATA
住所 佐賀県佐賀市富士町

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