嬉野市塩田町にある酪農家「ナカシマファームのしごと」

嬉野市塩田町にある酪農家「ナカシマファームのしごと」

column 1

中島千明

February 05, 2017

初めまして、ナカシマファームの中島千明です。

ナカシマファームとは、
嬉野市塩田町にあり家族が営む小さな酪農家です。
祖父、祖母、父、母、兄、兄の同級生のだいちゃん、私の7人で仕事をしています。

 

遠くには多良岳を望み、裏手には塩田川が流れ、
田園風景に囲まれた中にあります。

 

仕事内容は、酪農を中心に、米・麦・大豆・乳製品を製造しています。

 

牧場には約100頭の牛(白と黒の模様でお馴染みのホルスタイン)がいて、
その中の約50頭を毎日、朝と夕方の2回、1度も欠かすことなく牛の乳をしぼり、牛乳を生産しています。

 

1頭の牛からは1日平均30~33ℓの牛乳を搾ります。
学校給食に出てくる牛乳パック(200ml)で計算すると、なんと、165人分にもなります。

父のミルクやり

そんな牛乳を生産している私たちの一日はこのような毎日を過ごしています。

 

朝5時半に目覚めるとともに、牛のエサやりと乳搾りをします。

8時ごろに朝食をとり、その後休憩に入ります。

9時になると、各自持ち場の作業に入ります。

毎日やる作業は主に、牛舎の掃除や、その季節に穫れる作物の管理、機械のメンテナンス・修理、チーズ製造、堆肥の配達、事務作業などです。

昼食休憩は各自好きな時間に取り、

午後からはまた自分の仕事に戻ります。

 

そして、16時になると早朝に行った牛のエサやりと乳しぼりをして、18時半に仕事が終わります。

 

毎日ではないですが、上記の作業に加えて牛の人工授精をしたり、牛の出産に立ち会い、

助産師さんのように安全に生まれるようにサポートします。

 

牛は人と同じ1年中出産をすることができ、

ナカシマファームでは年間60頭ほどの仔牛が産まれます。

約1週間に1頭のペースですね。

 

よく、周りの方からは「休むことが出来なくて大変な仕事だよね」と言われます。

確かに、動物が相手なので作業をストップさせることはできないのですが、休みは家族交代で取り、自分の好きな時に休めるのが魅力的です。

 

私たちはこの酪農を楽しくみんなでやっているのですが、

現実は厳しく、年々減少しています。

 

30年前は酪農家が塩田町だけで30件あったところが、

現在は佐賀県だけで、50件ほどになりました。

 

私は、大好きな牛と牛乳に携わりたくこの仕事を選びました。

酪農という仕事はみなさんの身近になかなかいない特殊な仕事だと思います。

だからこそ、私たちを通して少しでも面白そうだなと思ってもらえたら嬉しいです。

私とうし

DATA
ナカシマファーム
住所 佐賀県嬉野市塩田町大字真崎1488


http://www.nakashima-farm.com/

ページ上部へ